創立~1960年代
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1958年、京都市右京区にある嵯峨野教会に通っておられた、伊達宗温氏、和佐子夫人ご夫妻が、綴喜郡田辺町(現京田辺市)に転居され、ご自宅を開放し家庭集会をもたれることになりました。1959年 ロゴス神学院(当時京都市右京区にあった)から、松田勝也神学生(写真後列左端 現福山教会牧師)が派遣され、そこで宣教を始めます。
15名ほどの集まりになったとき、ある集会に一人の目の見えない女性が導かれました。松田牧師の祈りによって、この方が完全に癒され、目が見えるようになりました。そのことがきっかけで、会堂建設の機運が高まり、1960年、福音教会の最初の会堂が建設されました。少人数の信徒での教会建設でしたが、各々もっている物を捧げて、参加しました。
松田牧師は在任中、奈良にも開拓伝道に出かけ、奈良からも来られる方々がありました。また創立当初から、地域の子どもたちのための集いが開かれ、たくさんの子どもたちが集まっていました。
1961年、松田勝也牧師転任に伴い、井伊毬子師(現静岡県エペソ教会在任)が赴任されました。第二室戸台風が田辺を襲い、教会も風速82メートルという猛威を受けました。井伊師と信徒たちは恐ろしさの中にも、祈り続け、必死に耐えました。(写真は井伊師)
1962年から4年間は大槻幸子師が牧会なさいました。信徒の生き生きとした喜びに満ちた信仰と祈りに支えられ、教会は成長していきました。